歯の茶渋を取りたい
お茶や紅茶が好きだけれど、気になってしまうのが歯につく茶渋。ホワイトエッセンスでは、痛みをほとんど感じることなく、癒やされながら茶渋のないきれいな歯になるメニューをご用意しています。ここでは、茶渋の原因からそのまま放置するリスク、茶渋を除去する方法までご説明します。
茶渋の原因
茶渋は、お茶の中に含まれているポリフェノールが原因です。ポリフェノールは植物が作り出す抗酸化物質で、コーヒーやワインやココアにも含まれています。
ポリフェノールが歯に取り込まれて茶渋となるのには、歯のペリクルが深く関係しています。歯は内側から歯髄(歯の神経)、象牙質、エナメル質という3層で構成されており、さらにエナメル質の表面にペリクルの膜があります。ペリクルは主にタンパク質で構成されています。
ペリクルは歯の最も硬い部分であるエナメル質を保護しているだけでなく、フッ素とともに歯のエナメル質表面の小さな傷を修復するはたらきがあります。
一方で、ペリクルには細菌が付着しやすく、歯垢(プラーク)も溜まりやすいです。そして、小さな傷を修復するはたらきは色素沈着を引き起こし、結果として着色汚れになってしまいます。
茶渋による着色の4ステップ
(1)お茶や紅茶を飲むことにより、主成分のひとつであるポリフェノールが口の中に入ります。
(2)ポリフェノールが歯に近づき、ペリクルに付着します。
(3)ペリクルとポリフェノールが反応し、色素が沈着していきます。
(4)着色汚れ(ステイン)となり、歯のエナメル質とイオン結合して落ちにくくなります。
茶渋の取り方
茶渋は、着色汚れが落ちる歯磨き粉や、歯医者でのクリーニング、ホワイトニングによって除去することができます。
歯磨き粉での取り方
歯磨き粉には、研磨剤で汚れを磨き落とすものと歯磨き粉の成分で汚れを浮かせて落とすものがあります。研磨剤で茶渋を除去する場合は、歯の表面を傷つけないように、研磨成分の強さに応じて頻度を調整することが必要です。ただし、歯磨き粉だけで茶渋を取るのには限界があります。
クリーニング、ホワイトニングでの取り方
歯医者でのクリーニングでは、歯磨きでは落としきれない茶渋や頑固な着色汚れ・ヤニもきれいに取りきることができます。それだけでなく、歯垢や歯石も除去でき、歯周病の予防になります。
また、歯医者でのホワイトニングも着色汚れを落とすのに有効です。ホワイトニング剤に含まれる過酸化水素には、色素を漂白する働きとペリクルを分解する働きがあるためです。
ホワイトエッセンスのメニュー
茶渋を除去したい方に特におすすめなのが、ホワイトエッセンスのクリーニングです。
着色や歯石を完全に取り除きながら、痛みをほとんど感じず、ウトウト眠れるほど気持ちのよい施術が特徴です。
また、ホワイトエッセンスでは、歯だけでなく、歯ぐきや舌などお口の中全体をきれいにすることができます。お口の中がスッキリ軽くなり、クリーニング後の食事では味の繊細さが楽しめます。